今月のひとこと
あなたは、夫を上げたい?それとも下げたい?
ダンナさんが、今よりもっと稼いでくれたらうれしいな
これは、世の奥様の願いではないでしょうか。
この世界は、100%自分原因ですから、自分が中心の世界。
あなたが監督であり主役なので、脇役の「夫」を、
デキル男、稼ぐ男、と設定してしまえば、いいんですよね。
で、ここに立ちはだかるのが、過去の怒り
あの時、こうしてくれなかった。
もっと、こうしてほしかった
という悲鳴のような思い。
子供が誕生すると、お母さんは待ったなし!で家事育児に入ります。
これで仕事もしていたら、家事育児にかける時間が
その分短くなりますから、自分の時間なんて、
なかなか取れませんよね。
ダンナさんに本当はもっと手伝ってほしいのに、
残業で遅く帰ってきたり、時には飲みに行かれたりすると
「なによ!自分ばかりずるい!」と、かなり腹が立ちます。
ちなみに私は、夫がべランダでツメを切るのを見て
「なによ!のん気に日光浴しながら、
のんびり爪なんて切ちゃってさ!」と、腹を立てていました
ダンナさんを、もっとデキル人にしたかったら
この思い出し怒りを、それ以上増幅させないようにしたい。
「手伝ってくれない、ダメな夫」としている間は、
あなたが監督なのですから、
彼はずっと「ダメな夫」を演じ続けます。
でも、分かっちゃいるけど怒りがおさまらない、
というのも、よく分かります。私もそうでしたから。
いつ、この怒りから解放されたのかな?と、
考えてみると、「kindle出版してからだったかも」
と、思い当たりました。
昨年、10年以上書いているアメブロをまとめてkindle出版したんです。
本の原稿にするので一か月以上かけて何度も読みました。
何度も読んでいるうち、客観的に
「この人(私)本当によくやってきたな~」と、思ったんです(笑)
大変だったんだー-!!!とか、
あんたのせいで、こんな風になったんだー
と、夫に向けていた怒りが
「よくやってきたね~あの頃のあなた(私)のおかげで、
今幸せよ。ありがとう」と、自分への感謝の気持ちに
変化したのかもしれません。
これまでの自分のことを、
ようやく、心から認めることができました。
だからと言って「出版しようよ!」というのではありませんのでご安心を。
ダンナさんに、大変さを分かって欲しかったあなたが、
言ってほしかった言葉はなんでしょうか。
「よくやってきたね、本当にありがとう」
「君のおかげで、今幸せだよ。」
私の場合は、この言葉でした。
自分に向けて言った言葉です。
自分のやってきたことを、心から認めて、ねぎらって、感謝してほしいなって思います。
あと、思い出し怒りをしたい人は
・疲れていたり
・やりたいことを我慢していたり
・自分以外のひとを優先していたり
・やることを際限なく増やしていたり
・世間の常識にとらわれていたり
していないか、チェックしてみてね。
思い当たるところがあったら、そこから改善していこう。
怒る思考が、悪いというわけでないんですけど、
怒っている間は過去に生きているんですね。
今、というときしかないのに、
今 を 過去の感情で満たしているのはもったいない。
もう、頼りない夫じゃなくて、頼りがいのある、イケてる夫にしたいのなら
下へ向かうエスカレーターから
上へ向かうエスカレーターに
乗り換えればいいんです。
そのくらい気軽に、簡単に。
うちの夫はデキル人!
カッコいい男!
言葉に感情を込めなくても、
棒読みでもいいから、そう思うことにする(笑)
根深い怒り、絡まった思考、というのも思い込み。
言葉の力を使って、楽~にあげまんになっちゃおう!